1.渡り腮構法の納まり
木構造の考え方と渡り腮構法の考え方の講義を続けてきましたが、これらの講義の内容を家づくりの現場で使用するためには、現場の具体的な技術に変換することが必要です。大工塾や杢人の会の家づくりに使用されている構造解析にもとづいた木造の納まりは、その変換の過程でいろいろと工夫されてきたものです。それらの納まりについて、解説します。
2.渡り腮構法の振動解析
最新のソフト「Wallstat」を使った実験住宅の振動解析の結果から、渡り腮構法の耐震性能を考えます。
「Wallstat」を使用して、実験住宅が地震にどのように応答するのか、三次元モデルで挙動を観察することができます。
3.共同の論理(リゾーム状家づくり機械)
設計塾と大工塾が目指す家づくりは、競争ではなく共生を志向するものです。そのためにはどのように共同してゆくのか、共同の論理を考えます。
4.原寸図の描き方
内島さんの講義の続きで、造作の技術について考えます。
5.大工の手法
杢人の会の宮内さん、久良さんに墨付けや刻みの手法、大工の論理や姿勢を話してもらいます。
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