5月の大工塾

1)日程

28日(土)

17:00〜19:30

20:00〜

構造システム論(1)基礎編
木の強度・荷重・軸組みの役割:山辺豊彦
懇親会

29日(日)

9:00〜12:00

13:00〜14:00

構造システム論(2)基礎編
耐力壁と水平構面の役割:山辺豊彦
現場でできるヤング係数の計算法:山辺豊彦


2)講義内容

1.構造システム論(1)(2)基礎編

構造システム論の基本的な考え方を解説します。構造システムは、軸組み・耐力壁・水平構面・接合部の四つの要素で成り立ち、その関係のつくり方で構造的な特性が決まります。今回の基礎編では、各要素の解説とその組み合わせ方によって変化する構造システムの性能について考えます。


2.現場でできるヤング係数の計算法

ヤング係数は、材木の変形のしにくさを表わす係数ですが、その原理を知れば現場で簡単に計算することができます。必要な梁成を知りたい時、どこにどの梁を使うのか迷った時などに役に立つ計算法です。材木を使って演習をします。


3)講師紹介

■丹呉明恭さん
1947年 東京生まれ。丹呉明恭建築設計事務所所長
1989年から秋田杉の産直システム「モクネット」に取り組む
1993年から山辺さんと伝統型木構造の解析と実践に取り組む
・「建築家山へ林業家街へ」(和田善行さんとの共著)1998年全国林業改良普及協会
・住宅建築【保存版】「伝統構法を検証する 徹底解析!! 渡り腮構法1〜3」2003年10月号〜2004年2月号(山辺豊彦構造設計事務所との共同執筆)
・「渡り腮構法の住宅のつくり方」(山辺豊彦との共同執筆)建築技術

■山辺豊彦さん
1946年 石川県生まれ。山辺構造設計事務所所長
1993年から丹呉明恭建築設計事務所と木構造の勉強会を行って、伝統型の木構造の力学的解析に取り組む。
・住宅建築「木構造の標準仕様づくり」1998年5月号〜2000年1月号(丹呉明恭建築設計事務所との共同連載)
・建築知識「ゼロから学ぶ『山辺の木構造』集中講座」2002年9月号〜12月号
・住宅と木材「伝統型構法の動的応答解析の試み」2002年4月号(丹呉明恭との共同執筆)
・「渡り腮構法の住宅のつくり方」(丹呉明恭との共同執筆)建築技術
・「ヤマベの木構造」(エクスナレッジ)


4)会場

東洋大学川越キャンパス 2号館 2101 教室

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