10月の大工塾

1)日程

24日(土)

17:00〜19:00
20:00〜

「実験住宅の温熱環境」永峰 章
 懇親会

25日(日)

10:00〜14:00

「合併処理浄化槽から水の循環を考える」菅原 元彦


2)講義内容

「実験住宅の温熱環境」永峰 章

東洋大学の実験住宅では、永峰章先生によって室内環境の測定が行われました。南北の屋根と外壁の温度変動、室内の温度変動・湿度変動、気密性能等の測定です。今回はそのデータを紹介していただいて、土壁の住宅の温熱環境について考えます。その結果から、木造住宅のあるべき環境性能について考えます。

合併処理浄化槽から水の循環を考える」菅原 元彦

菅原元彦さんは、新潟の民家を移築して自宅を建設した時に出会った浜田式合併処理浄化槽に魅せられて、会社を辞めて合併浄化槽の開発と製造・普及に取り組みました。
菅原さんの家には、現場製作の浜田式合併処理浄化槽、隣の娘さんの家には最新型の浜田式合併処理浄化槽がセットされています。この浄化槽は、層内のバクテリアの働きだけで最終層には金魚が住み続けることができるほどに水を浄化できる、高性能の不思議な浄化槽です。
住宅は必ず汚水を排出しますが、その汚水をどのように処理するのか、合併処理浄化槽から水の循環と住宅の関係を考えたいと思います。


3)講師紹介

■永峰 章さん
東洋大学理工学部講師
専門分野: 環境管理・建築設備・環境工学
最近の主な研究テーマ 
1.建築と設備の適正化に関する研究
2.緑化による建物への効果・効用に関する研究
3.地域循環型伝統型木造住宅の温熱環境に関する研究

■菅原 元彦さん
1946年 福岡県生まれ
1969年 東京農業大学造園学科卒業
     石勝ガーデン入社
1998年 退社後、独力で浜田式高性能合併処理浄化槽の開発と普及に取り組む
2001年 水環境浄化事業協同組合代表理事就任
現在   浜田式高性能合併処理浄化槽の世界中への普及と、同技術を核にした関連技術の研究開発に取り組む


4)会場

24日:大河原木材 資材置場(元テニスコートのクラブハウス)
25日:寄居町の菅原さんの住宅


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