２月の大工塾

１）日程

２）講義内容

１．林業地の特色 ―埼玉と徳島の林業

和田さんは徳島県の木頭村で杉を育てている林業家です。大河原さんは埼玉県の西川材の採れる飯能市の林業家です。それぞれの地域の林業について語っていただきながら、日本の林業の抱えている問題点を考えてみたいと思います。

２．杉の話（１）

和田さんは杉に強い情熱を注ぐ林業家です。杉とはどのような木なのか、その特性を語っていただきながら、木造の技術のあり方にまで踏み込んでいただきます。

３．杉の話（２）

杉は日本で一番多く植林されている木です。この杉をどのように使ってゆくのか、その答えのあり方は、日本の林業の試金石になると思われます。大河原さんにも加わっていただいて、これからの日本の林業の進むべき方向性を考えてみたいと思います。

３）講師紹介

■和田善行さん
1949年徳島生まれ。林業家。
徳島産の木頭杉の長伐期育成と、その葉枯らし乾燥による長物・大断面の良質な梁の生産に取り組んでいる。「林業家は家造りの一番バッター」の信念で、精力的に建築家、住まい手を訪ねて、産地と街のネットワークで家造りを実践している。
著書　「消費する家から働く家へ」（共著）　建築資料研究所
　　　「建築家山へ林業家街へ」（共著）　全国林業改良普及協会

■大河原章吉さん
大河原木材株式会社　専務
協同組合　フォレスト西川　理事長

■大河原伸介さん
大河原木材株式会社　取締役社長

４）会場

大河原木材　資材置場（埼玉県飯能市小岩井259）

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