11月の九州大工塾 ―第1回― | ||||||
1)日程 | ||||||
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2)講義内容 | ||||||
1.大工塾と杢人の会の経緯・大工塾の考え方と講義方針:丹呉明恭 1998 年から大工塾が始まり、2007 年に大工塾の卒業生が集まって「杢人の会」が発足しました。2010 年からは新たに木造設計塾を開始しました。大工塾の開始から現在までの経緯は、造り手から木造住宅を考え、木に従う木造住宅のつくり方を追い求める動きです。その経緯や大工塾での講義方針の解説から、九州大工塾で求めることを考えてみます。 2.木構造では何を考えるのか・構造家の視点から見た山崎邸:山辺豊彦 山崎邸は、渡り腮構法で建てられた住宅です。この住宅を題材にして、木構造はどのようなことを考えてゆくことなのか、山辺さんに構造家の視点で問題点を浮き彫りにしてもらいます。 3.渡り腮構法はどのようにできたか:丹呉明恭・山辺豊彦 丹呉+山辺の木構造の勉強会は1992 年から始まりました。1995 年の阪神・淡路大震災をきっかけにして、手作りの実験装置で実大の壁の試験を繰り返しながら、伝統型の木造住宅の構造技術を解析してきました。渡り腮構法はその結果として成立したものですが、その間の経緯を題材に、木造技術と造り手のあり方を考えます。 4.構造システム論(1)基礎編:山辺豊彦 木構造の基本的な知識について解説します。 5.構造システム論(2)応用編:山辺豊彦 木構造の基礎知識をどのように応用してゆくのか、考えます。 6.山崎邸の設計と施工について:池上算規・丹呉明恭 山崎邸の設計と施工の経緯について、建主の山崎さんにも加わってもらって展開します。 | ||||||
3)講師紹介 | ||||||
■山辺豊彦さん ■丹呉明恭さん ■池上算規さん | ||||||
4)会場 | ||||||
山崎邸(ようこそ 風の家へ!) |