6月の大工塾

1)日程

25日(土)

17:00〜19:30
20:00〜

壁量計算の考え方と演習:山辺豊彦
懇親会

26日(日)

9:00〜12:00
13:00〜14:00

N値計算の考え方と演習:山辺豊彦
SS試験の演習と地盤の考え方:山辺豊彦


2)講義内容

1.壁量計算の考え方と演習

建築基準法では、壁量計算によって必要壁量を求めて、存在壁量がそれを上回っていることを確認することで、地震や風に対する安全性を確認します。
壁量計算の考え方を解説して、演習問題で実践練習をします。


2.N値計算の考え方と演習

建築基準法では、N 値計算によって耐力壁の両端の柱に働く引抜力を計算して、その値から接合方法を決めることになっています。N 値計算の方法を解説して、演習問題で実践練習をします。
壁量計算とN 値計算は、構造計算の原理に基づいた簡易計算法です。その原理を知ることで、実際の設計に有効に使うことが可能になります。


3.スウェーデン式サウンディング試験の演習と地盤の考え方

SS試験で地盤の状態を把握して、基礎の設計をすることは基本です。
実際にSS試験をやりながら、記録用紙の記入の仕方、記録のまとめ方、記録から地盤を判定する仕方を学びます。


3)講師紹介

■丹呉明恭さん
1947年 東京生まれ。丹呉明恭建築設計事務所所長
1989年から秋田杉の産直システム「モクネット」に取り組む
1993年から山辺さんと伝統型木構造の解析と実践に取り組む
・「建築家山へ林業家街へ」(和田善行さんとの共著)1998年全国林業改良普及協会
・住宅建築【保存版】「伝統構法を検証する 徹底解析!! 渡り腮構法1〜3」2003年10月号〜2004年2月号(山辺豊彦構造設計事務所との共同執筆)
・「渡り腮構法の住宅のつくり方」(山辺豊彦との共同執筆)建築技術

■山辺豊彦さん
1946年 石川県生まれ。山辺構造設計事務所所長
1993年から丹呉明恭建築設計事務所と木構造の勉強会を行って、伝統型の木構造の力学的解析に取り組む。
・住宅建築「木構造の標準仕様づくり」1998年5月号〜2000年1月号(丹呉明恭建築設計事務所との共同連載)
・建築知識「ゼロから学ぶ『山辺の木構造』集中講座」2002年9月号〜12月号
・住宅と木材「伝統型構法の動的応答解析の試み」2002年4月号(丹呉明恭との共同執筆)
・「渡り腮構法の住宅のつくり方」(丹呉明恭との共同執筆)建築技術
・「ヤマベの木構造」(エクスナレッジ)


4)会場

東洋大学川越キャンパス 2号館 2101 教室

010203

▲クリックすると大きな画像を表示します。

▲Page Top